鋼の錬金術師 12

最初、このマンガに対する私の評価は低かったです。
9巻、10巻あたりでいらないキャラが増えまくってますます低下していましたが、11・12巻あたりで一つ感じたことがあります。
それは作者の著しい成長。これがかなり評価高いです(相変わらずキャラには不安があるが)。
マンガの描き方が非常に上手くなってきているように感じます。
作者が成長するor楽しそうに描く、ということをマンガを評価するにあたって私は重要視していますが、今のハガレンはそれに関しては本当素晴らしいと思います。
一時期のワンピ、ベルセルク等も非常に作者の成長が感じられました。よつばともそう言えるかも。読者も作者も作品を通じて成長できるというのは、とても素敵なことだと思います。だからただの萌えマンガとか、そういうこと(=色んな意味での向上心?)の大切さがわかってないマンガとかゲームとかアニメには興味を持てません。
(ネ○まとか、久米田とか:南国アイスは面白かったがな!)

やはり、人気が出る、そして多忙になりよりハイレベルな作品を求められる。こういう試練は人を大きくするのだろうなあと思います(例に挙げた作品はいずれもそうだ)。
でもそのまま突っ走り続けると今のワンピやベルセルクみたいになっちゃうんだよね。商業主義の与える試練というのはキツイものだ。適度に休みながらやってほしい。

だからNEET生活に見切りをつけるのは、寂しいけど大切なことなのかもしれない。でも働きたくないでござる! 仕事終わったから休みたいでござる!
よーし俺も成長するぞー! アイマスでパイタッチできるくらいデッカイ男になるぞー!