罪と罰

愛の物語だったんですね。
しかし面白いな。これはもっと読まれていいのではないだろうか?
世界的文豪の凄いところは普通に読んでも面白いところだ。

しかしロシア人はロリコンだね。その中でもスヴィドリガイロフさんは神だね。50歳で16歳を嫁に! 

「そのうち、みんなが席をはずして、しばらくの間二人きりになったんですが、いきなりわたしの首にとびついて(彼女がこんなことをしたのは、はじめてなんですよ)小さな手で私を抱きしめ、接吻をしながら、素直で貞淑ないい妻になります、きっとあなたを幸福にします、生涯を、生活のすべてをあなたに捧げ、何もかもすっかり犠牲にします、そしてあなたからはただ一つ尊敬だけをよせていただければそれで十分です、なんて誓うんです、そしてもうこれ以上≪何も、何もいりません、どんな贈りものもなさらないでください≫なんて言うじゃありませんか。どうです、こんな十六歳の天使のような娘と二人きりでいるとき、処女のはじらいに頬をそめ、目を感激の涙にうるませながら、こんな告白を聞かされてごらんなさいよ、――これが誘惑でなくて何でしょう。ぐらっとなるじゃありませんか! 男冥利に尽きるじゃありませんか、え? まあ、安くはないでしょう? え……どうです……まあ、わたしの許婚のところへお連れしますよ……ただし、いまはまずいですがね!」

許婚マニア垂涎ですよ!
そして自分のロリコン的情欲が達せられないと悟った時、彼は一番卑怯なやり方で死ぬ……(クー・ファン・シーマ王子)。
必読ですよ!