機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

ガンヲタなのでガンダムを通してしか物事が見れないんですが、とりあえず前回の日記タイトルの続きの台詞を書こうかなーと思った。
お、何かT/Oらしいね。
 
「世直しのこと、知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激なことしかやらない」
「四方から電波が来る」
「しかし革命のあとでは、気高い革命の心だって官僚主義と大衆に飲み込まれていくから、インテリはそれを嫌って世間からも政治からも身を退いて世捨て人になる。だったら!」
「私は世直しなど考えていない!」
「……」
「愚民共にその才能を利用されている者が言うことか!」
「そうかい!」
 
シャアがインテリかどうかは議論の分かれるところではありますが(そんなことは言ってないのか)、逆シャアってこういうインテリ的思考を克服したアムロの人間的な力の大きさってのも見所の一つなわけですよね。
引きこもり少年⇒エリート⇒軟禁の末再び引きこもり⇒復活のルートを辿ってたくましく健やかな力と知性(当然影の部分も持つが:「シャアは否定しろ!」)を身につけたアムロは、永遠に病的な知性と理想論をインテリ特有的な無反省で持ち続け自己正当化を繰り返すシャアを喝破してついでにサザビーもぶん殴って壊すわけですな。
最後は互いが互いにとって必要すぎるので心中することになってしまいますが。
「情けない奴!」
「人の死に乗った世直ししかできないのがシャアだ」
もちろん私はシャアは大好き過ぎて死ぬほどなんですが。御大曰くシャア好きの男は死ねってことらしいのでますますサイコウ。