最近自分が昔と比べて非常につまらない人間になっているということを強く感じているのだが、加齢以外の原因がよくわからないので考えていた。
近頃、その理由は概ね、将来のことを気にし始めたからだと理解した。
スーパーでレジに並んでる時なんかに、ふと周囲にいる人が全員40年、50年後には老人になってたり死体になっていたりするということを感じることが増えてきた。
それは結局、あまりにも適当に生きている現在と容赦なく増えていく年齢を比較して、特に頼るべき親族も何も持たない人間(なんだかんだ言ってやっぱり最高学府の人々は親が裕福だよね:そういう問題だけではないが)として将来に唯ぼんやりとした不安を抱いているからだということに気づく。もっとも、大抵は何とかなってしまうものだが。
適当に生きていようが、しっかりと生きていようが、40年後50年後に足腰立たなくなってすっかりボケていたりあるいは既にこの世の人間ではない可能性はほぼ変わらないわけだが、そういった最終局面において自分を幸福にするもの(最終局面を幸福にむかえるために必要なもの)は一体なんであろうかと考えたりする。
それは金なのか、人なのか、居場所なのか、仕事なのか、あるいは自分がたった一人であるという安らぎなのか。
そしてそれらの要素を自分が持っている確率を冷静に考えると空恐ろしくなることも多いが特になんの手立てもなく。
と、まあこんなことを考え出したら無軌道が売りの自分が面白くなるわけもなくて。もっともっと無軌道かつ無鉄砲に生きようと思いました(体力が持つ範囲で)。
だけどみんなもっと前からこういうこと考えてたんだろうね。小さい小さい! どうせお前ら大した人生じゃないから!